リクライニングチェアとは?ソファ・オフィスチェアとの違いやオットマン付きの魅力、おすすめな人を分かりやすく解説
リクライニングチェアの定義や特徴をはじめ、オフィスチェアやソファとの違い、オットマン付きタイプがある理由、メリット・デメリット、どんな人におすすめなのかを分かりやすく解説します。
自分にぴったりな一脚を見つけるための参考にしてください。
リクライニングチェアとは?基本的な定義と仕組み
リクライニングチェアとは、背もたれの傾斜角度を無段階または段階的に調整できる椅子のことです。
「recline(持たれかかる・斜めになる)」という英語に由来しており、使う人の体勢や目的に合わせて角度を変えられる点が最大の特徴です。
一般的な椅子が「決まった姿勢で座る」ことを目的に作られているのに対し、リクライニングチェアは「身体をゆったり預けて、リラックスする」ことを最優先に作られています。
体への負担を減らす仕組み
背もたれが真っ直ぐな椅子に座っていると、体重の多くがお尻や腰だけに集中してしまいます。
これが「長時間の作業で腰や背中が重く感じる」原因です。
リクライニングチェアで背もたれを後ろに倒すと、体重が背中や座面全体に分散され、腰や背中への負担を軽減しやすくなります。
体全体で体重を支える形になるため、長時間座っていても疲れを感じにくく、ゆったりとした座り心地を実感できます。
オットマン(足置き)付きタイプがある理由
リクライニングチェアには、足置きである「オットマン(フットレスト)」が付属・内蔵されているモデルや、セットで使えるタイプも多く存在します。
脚を伸ばして座れるモデルには、単に「ラクだから」というだけでなく、以下のようなメリットがあります。
下半身を休ませて脚の負担を和らげる
ずっと足を下ろした状態で座っていると、重力の影響で脚に疲労感が溜まりやすくなります。
オットマンに足を乗せることで脚が持ち上がり、下半身への負担を軽減しやすくなります。
立ち仕事やデスクワークで疲れた足を休ませるのに役立ちます。
頭から足先まで身体を支えやすい
背もたれだけを倒した場合でも上半身はラクになりますが、足にはまだ少し力が入った状態が残ることがあります。
オットマン付きのタイプであれば、頭から足先まで身体を支えやすくなります。
身体から無駄な力が抜け、より深いリラックス感を得ることができます。
※なお、オットマンがついていないシンプルなリクライニングチェアや、必要に応じて後から買い足せるタイプもあります。
ソファ・オフィスチェア・リクライニングチェアの違い
「リラックスしたいならソファでも良いのでは?」「仕事で使うならオフィスチェアで十分では?」という疑問を持つ方に向け、それぞれの役割と特徴の違いをまとめました。
| 項目 | リクライニングチェア | オフィスチェア | ソファ |
|---|---|---|---|
| 主な目的 | 1人でゆったりリラックス | デスクワーク・作業効率の維持 | 複数人で座る・くつろぐ |
| 得意な姿勢 | リクライニング〜全身脱力 | まっすぐ〜やや前傾・後傾 | 自由な姿勢(横になる等) |
| 足のサポート | オットマン付きなら足も伸ばせる | 床に足をしっかり着ける | 床に着ける、または横伸ばし |
| 座り心地 | 身体を包み込み疲れにくい | 作業しやすい適度な硬さ | 柔らかくゆったり |
※表は横にスワイプしてご覧いただけます。
オフィスチェアとの違い:作業のしやすさと、くつろぎやすさ
オフィスチェアは、パソコン操作や書きものをするときに「正しい作業姿勢」を保ちやすい設計になっています。
一方、リクライニングチェアは身体の力を抜いてホッと一息つくことを目的に作られています。
作業モードから休憩モードへしっかり気持ちを切り替えたいときに向いています。
ソファとの違い:1人用のフィット感 vs みんなで座れる広さ
一般的なソファは背もたれの角度を変えられないものが多く、柔らかすぎるソファだと、かえって腰が疲れてしまうこともあります。
リクライニングチェアは1人ひとりの好みの角度で身体をぴったり支えてくれるため、自分好みのベストな姿勢をキープできます。
リクライニングチェアはどんな人におすすめ?
メリットや他の家具との違いを踏まえると、リクライニングチェアは以下のような方に特におすすめです。
-
在宅ワークの「作業」と「休息」を1台で完結させたい人
- 集中して仕事をするときは浅い角度で座り、休憩時間や仮眠時には角度を深く倒してリフレッシュできます。
-
映画鑑賞・読書・ゲームなど趣味の時間を贅沢に楽しみたい人
- 長時間同じ体勢でいても身体が痛くなりにくいため、映画鑑賞や読書などの趣味の時間を心ゆくまで快適に楽しめます。
-
「自分専用の特等席」がほしい人(一人暮らし・書斎用)
- 大きなソファを置くスペースがなくても、リクライニングチェアなら自分だけのくつろぎスペースをコンパクトに作れます。
-
足先までしっかり伸ばして全身を休ませたい人(オットマン付きがおすすめ)
- 脚を上げてリラックスできるため、一日の終わりに全身の力を抜いてゆっくり身体を休めたい方に最適です。
リクライニングチェアのメリット・デメリット
検討する際は、魅力だけでなく注意点も把握しておくと失敗を防げます。
メリット
- 長時間の着座でも身体がラク: 体重が背中や座面全体に分散され、腰や背中への負担を軽減しやすくなります。
- 1台でマルチに活用できる: 読書や映画鑑賞、短時間の休憩などにも対応できます。
- 自分だけの快適なくつろぎ空間: お部屋に置くだけで自分だけの快適なくつろぎスペースを作れます。
デメリット・注意点
-
設置スペース(奥行き)が必要: 背もたれを倒す後ろの隙間が必要です。
オットマンが付いているタイプや伸ばせるタイプの場合は、前に伸ばしたときの全体の長さも計算しておく必要があります。 - 本体が大きめで動かしにくい: しっかりした機構が入っているため重さがあり、掃除や移動の際に少し力が必要です。
タイプ別の特徴と選び方
リクライニングチェアを選ぶときは、オットマンの有無や角度調整の仕組みにも注目してみましょう。
オットマン(足置き)のタイプ
- なし(本体のみ)
- 特徴: 省スペースで設置でき、価格も抑えめ。手軽にリクライニング機能を取り入れたい方向けです。
- 一体型(引き出し・フットレストタイプ)
- 特徴: 使いたいときだけ座面の下から足置きを引き出すタイプ。使わないときはすっきり収まります。
- 分離型(足置きスツールタイプ)
- 特徴: 椅子とは別に小さなスツールがセットになっているタイプ。単体の椅子としても使えます。
角度調整のタイプ
- 手動タイプ
- コンセントが不要なので、好きな場所に置けます。比較的手頃な価格のモデルが多いです。
- 電動タイプ
- ボタン操作だけで背もたれ(モデルによっては足置きも)が動き、ほとんど力を使わずに好きな角度へ調整できます。
まとめ
リクライニングチェアとは、単に背もたれが倒れる椅子ではなく、背もたれの角度調整によって身体を預け、しっかりと休ませてくれる家具です。
- 仕事も休憩も1台でこなしたい方 =浅い角度にも調整できるタイプやフットレスト付きモデル
- 映画鑑賞や読書を贅沢に楽しみたい方 = オットマン分離型や電動リクライニングタイプ
- 部屋の広さを優先したい・シンプルに使いたい方 = オットマンなしのコンパクトタイプ
購入する前には、背もたれを倒した際(オットマン付きの場合は足を伸ばした際)の「最大の大きさ」を測り、お部屋に置けるか確認しておくと安心です。
ご自身の過ごし方や生活スタイルに合った一脚を選んで、毎日のリラックスタイムをより快適にしてみませんか。
リクライニングチェアを購入するなら「中村家具」へ
中村家具では、様々なリクライニングチェアを取り揃えております。
経験豊富なスタッフが丁寧にご案内しますので、初めての方も安心してご相談ください。
