特集中村家具独自仕入れによるユニークな商品のご紹介

家具を買うときに気を付けたいこと Vol.1

入らない!」をなくそう!

大型家具購入前の【搬入経路】徹底チェックガイド

 

1,なぜ「設置場所」だけではなく「搬入経路」が重要なのか?

理想のソファやベッドを見つけても、いざお届けの際に「家に入らない!」となってしまったらとても残念ですよね。

家具の購入で最も後悔しやすいのが、この「搬入」なんです。

私たちが測っていただきたいのは、家具を置く部屋のサイズだけではありません。

玄関や部屋の扉廊下の曲がり角エレベーター階段など、家具が通過する全ての道のりを測っていただく必要があります。

 

搬入経路の中で最も狭い場所のサイズが、その家具が家に入るかどうかの最終的な判断基準になるからです。

せっかくのお買い物がスムーズに進むよう、次にどこを測ればいいのかを具体的にチェックしてみましょう。

 

2,「家具のサイズ」を測ろう

家具が搬入経路を通れるかどうかを判断するために、とくに重要なのが「一番長い辺」です。

家具は搬入経路の状況(廊下の曲がり角や階段 etc…)に応じて、立てたり、斜めにしたりと向きを変えて運びます。

この時に、家具の幅・奥行・高さの3辺の寸法すべてが各通路の幅や高さと関係してきます。

家具の測り方

3,搬入経路別【測るときに注意したいポイント】

家具のサイズを確認したら、次は「家具が通る道」をチェックしていきましょう!

一軒家、マンションに関わらず、玄関からお部屋までの道のりは、家具にとって大きな関門です。

計測が必要な場所は主に以下のポイントです。

メジャーを持って、図面と照らし合わせながら、各ポイントの有効な幅と高さをしっかり測りましょう。

特に、ドアノブや手すりなどの突起物が、計測の邪魔をしないか注意が必要です。

具体的な計測方法と注意点を、イラスト付きで解説します。

4,もしサイズが合わなかったら?【万が一の対策】

計測の結果、「どうもこの家具は通らないかも…」と不安になった場合でも、ご安心ください。すぐに諦める必要はありません!

大型家具の搬入には、いくつかの回避策が存在します。

① 分解できる家具を選ぶ

ソファやベッドの中には、最初から搬入しやすいよう背もたれが外れるタイプや、パーツごとに分解できる構造になっているものがあります。

これらは、梱包サイズや製品自体の最も長い辺を気にせず搬入できる可能性が高まります。

購入を検討する際は、「背もたれ脱着式ノックダウン式」といった仕様を探してみましょう。

② 窓からの「吊り上げ」搬入を利用する

玄関や階段、エレベーターのサイズがどうしてもクリアできない場合は、ベランダや窓から家具をロープで吊り上げて搬入する方法があります。

これは専門の技術が必要なオプションサービスとなります。

ご希望の場合は、窓の大きさ、窓の下に障害物がないか(植木、ベランダの柵など)、搬入車両が窓の近くまで寄せられるかなどを事前に確認し、スタッフにご相談ください。

※ 分からないときは専門スタッフに相談しよう
お客様ご自身で判断が難しい場合は、無理をせず、必ずご注文前に当店スタッフへご相談ください。

図面や計測したサイズをお持ちいただければ、最適な搬入方法や代替商品をご提案させていただきます。

欅という木

欅(ケヤキ)という木をご存じですか?

知らない。と言っている方も実は見たことがあるはずなんです。

 

欅とはほうき状に枝が広がった、高さ30mを超えることもある大きな美しい木です。

樹皮には凹凸があり、うろこのようにポロポロとはがれる幹は印象的です。

小学校や町中の街路樹、近所の神社仏閣で目にした方も多いことでしょう。

「日本に暮らしていて、欅を見ずに暮らすことはできない。」と言われるほど日本の生活に根付いた樹木も少ないのではないでしょうか。

 

欅(ケヤキ)とはニレ科ケヤキ属の落葉広葉樹で、北海道・沖縄を除く日本全国に広く分布する日本を代表する樹木の一つです。

また、ケヤキの名前の由来「けやけき」には目立つ・ひときわ優れているといった意味があります。

 

そんなケヤキは日本古来よりいろいろな用途に使用されており、建築材や家具材・楽器材など幅広く、格式高い神社仏閣の材料としても使用されています。

有名なところでいうと、「旧江戸城田安門」や「旧江戸城清水門」、「清水の舞台」などは世界的にも有名ではないでしょうか。

一般家庭でも、戦前などはケヤキの大黒柱を使った住宅が多くあります。

今では床材やテーブルなどに使用され、一生モノの非常に高級感のある木材として愛されています。

 

では、何故そんなにもケヤキが多用されているかというと、一番の理由はやはり「優れた耐久性・耐水性」ではないでしょうか。

伊勢神宮の「宇治橋」なんては橋脚に使われるほどです。

しかしながら、その特性を持つケヤキは加工が非常に難しいのです。

ノコギリで切ろうとしてもノコギリの刃がかけてしまうほどの強度、また乾燥時には、反りや伸び縮みが非常に起こりやすく、割れが生じることも多々あります。

この非常に繊細な加工を施したケヤキだからこそ、その美しい木目は人の心をつかむのかもしれません。

 

中村家具では、そんなケヤキの一枚板を厳選して多数取り揃えています。

一枚一枚、素晴らしい表情を見せてくれる板ばかりですので、是非ともご覧になってください。