特集中村家具独自仕入れによるユニークな商品のご紹介

1枚板テーブルの話  No.2

貴重な埋もれ木をブックマッチ技法で蘇らせた逸品

 

ブックマッチ

同じ丸太から続けて切り出された2枚の板材を、開いた本の見開きページの様に並び合わせる技法。

鋭利な鋸を使って挽き分けた2枚の板は,挽き目のロスが極めて少ないので、殆んど同じ物に見える。

同じ2枚の板を相互の同じ側面で継ぎ合わせるこの魅力的な取り合わせは、人間の厳しい目と経験と直感から生み出された成果である。

互いに異なる鏡板を使って適切な並び合わせるを見つけ出すことは時間のかかる作業であるが、

最後には一つの完璧な秩序と調和を持った取り合わせを見つけ出す事が出来る。

この1枚のブックマッチテーブルの中でも際立って特徴のある部分も平凡な木目の部分もある。

激しい暴風雨で繊維組織が引き裂かれ、残った健康な組織が再び結び合って、新しい模様を生み出しているものもある。

何百年もの間、その活力に満ちた樹液が、独特の樹木を育てた。

この木目、この微妙な色彩、この香気、この風貌と同じものは、2度と再び現れる事はなく、1回限りの存在である、

サイズ:220×99cm

楡材埋もれ木

中村価格 498,000円

 

もう一つの素敵なヒストリー・・埋もれ木

平成23年に北海道の石狩湾から1本の丸太が引き上げられました。

石狩川の上流の山に立っていた樹齢100年位の楡の大木が、

200~300年前に台風や大雨などの自然災害で石狩湾に流されて海中に埋もれました。

楡は水に強く、傷み難く、比重が重いので腐らずに海底の土の中に埋もれて炭化して埋もれ木になりました。

大型貨物船の港である石狩湾のしゅんせつ工事の時に発見されました。

そして、埋もれ木ブックマッチテーブルに蘇りました。

一枚板テーブルの話を始めます。

 

こだま・・木魂・・The SOUL of The TREES

 

深い森の中で100年、200年の歳月が過ぎ、大きく成長した樹木達。

ひとりひとり、違った年輪を刻んでいます。

すーと素直な木もあります。

苦難を乗り越えて頑張って来た木もあります。

その木目には、たどって来た木生が顕れています.

 

1番

欅(けやき)

欅は楡科の落葉高木です。

天空に向って扇状に広がって伸び、遠くからでもその樹形で欅と分ります。

世界には5種あり、我が国では日本固有の1種で、北海道を除き・本州・四国・九州に生育します。

ケヤキは、万葉集ではツキ(槻)とも呼ばれています。

ケヤキはケヤキキ(優れた木)の意味で、

ツキはツヨキ(強き)から来たとされています。

ケヤキ材は国産材中で最も代表的な環孔材であり、大径導管が年輪に沿って一列に並ぶ傾向があります

その為に木目に凹凸があり,はっきりとした柄、模様になります。

材はやや重く堅く、強度が大きく、加工にさほど問題はなく、肌目は粗いものの、仕上げた面を磨くと光沢が出ます。

木目は美しく、典型的なタケノコ杢(筍杢)の他、玉杢・如鱗黙杢・鶉杢・牡丹杢などと呼ばれる装飾的価値の高い杢を生じさせます。

正倉院宝物の献物第二号の赤漆文欟木御厨子に見事な杢のケヤキが用いられています。

耐朽性・耐湿性・保存性が高いので、古来から多くの用途に利用されています。

清水寺・東本願寺・知恩院三門・光明寺など、社寺建築の重要な材料としても用いられています。

成長した歳月・環境が文様として刻まれています。

サイズ:220×97cm

中村特別価格 3,000,000円(脚付き)

 

 

2番

栃(とち)

栃は樹高25m、直径1mになる落葉性広葉樹です

トチノキ属は世界に23種あり、主に北半球の冷温帯に分布しています。

日本では、北海道から九州に自生しています。

沢筋や谷沿いなどの土壌、水分状態の良好な場所を好み、各地で巨樹として登録されています。

種子は食用として秋には、たわわに実り縄文時代から貴重な食糧源でした。

材は全体に淡い紅黄白色から淡黄褐色をしています

材面には絹のような光沢があり、板目面に著しいリップルマーク(さざ波模様)が現れます。

軽軟で木肌は緻密で、表面仕上がりは良好ですが、木理が不規則になる為、狂いやすく、また腐りやすいので、建築材ではなく、家具材・楽器材・工芸品に用いられてきました。

材面に波状杢や縮杢等の物は工芸的価値が高く、食器や茶道具の材料として珍重されています。

サイズ:202×110cm

中村特別価格 780,000円(脚付き)